子育て

ペアトレ奮闘記2:実践!「待ってて」が聞けない子供を待たせたい

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「ちょっと待ってて」なしの育児なんて無理!

家事をしながら子育てをしたり、2人以上の子どもを同時に面倒見ていたりすると、「ちょっと待ってて」がしょっちゅう発生してしまいます。
小さいうちは待てないのも仕方ありませんが、ある程度大きくなったら少しくらいは待ってほしいもの。

待てなかった頃

息子、「ちょっと待ってて」が聞けませんでした。

※セリフ脳内再生は関西弁イントネーションでお願いします。

息子
おかあさーん、来てー!
今お皿洗ってるからちょー待っててー。
息子
おかあさーん、来てー!
忙しいから待ってって言ってるやろ!!
息子
おかあさーん、来てー!
もー!うるっさい!!ちょっとは待たれへんの?!

指示が伝わらないのには原因がある!

ペアレントトレーニングの講座で学んだことの1つが「指示が伝わらないのには必ず原因がある」ということ。

原因は

1.聞こえていない
2.聞こえているけれど理解できない
3.聞こえていて理解できるけれどやりたくない

この3つのどれかです。
まずどれに当てはまるかを考え、状態に合った対応を考えます。

息子の場合は「2.聞こえているけれど理解できない」でした。

「ちょっと」を具体的に

「ちょっと」という抽象的な表現では「待ったら来てくれる」という見通しが持ちにくいよう。
というわけで、「ちょっと」を具体的にしてみました。

息子
おかあさーん、来てー!
今お皿洗ってるから、あと50秒待っててー。
息子
いーち、にーい、さーん…
にじゅーきゅー、さーんじゅー…
よし、今30だから、これとこれ洗ったら40くらいには行けるはず。
息子
…さんじゅきゅー、よーんじゅー、よんじゅいーち
お待たせ~。待っててくれてありがとう!上手に数えてたやーん!!

これがドンピシャ。ちょうど数を数えるのが好きになってきたタイミングだったので、
・数を覚えられる(つまったときや間違えたときは、家事をしながら口だけ相手をしてフォローしていました)
・上手に数えたら&待てたら褒められる
というおまけもあって、機嫌よく待てるようになりました。

いつまでも通用するわけではありませんでしたが

何ヵ月か続けてみて、数えるブームが去ってしまい、

今お皿洗ってるから、あと50秒待っててー。
息子
ええー?!

なんてことも増えてきましたが、「3.聞こえていて理解できるけれどやりたくない」まで進化した証拠かな?とまた次なる対策を練っております。

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