雑記・コラム

【jumelleの双子生活2】〜妊娠編:ダルダルつわり対処法〜

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四六時中グロッキー

前回の記事で既につわりの症状が出ていた私ですが、この健診の後もつわりはますます酷くなり、常に乗り物酔い状態でした。
「食べ物」「ニオイ」「乗り物酔い」が私のつわり期のキーワードでした。

食べ物

まずは食べ物。お腹が減らず、食べたいものが見つかりません。まさか自分が食べる行為を作業と思う日がこようとは。頭で食べなければと思っても身体が食べることを拒否するんです。頭と身体が分離したのを感じました。しかし全く食べないとそれはそれで気持ち悪く、しかし食べられる量は多くても普段の1/4程度。酷い時は食べたら吐く、なのに食べないと余計えずくので、食べざるをえないという八方ふさがりな状態でした。

ニオイ


嗅覚がものすごく敏感になりました。無香料と書いてある洗顔料・ケア用品すらもニオイがきつく感じるものがあり、使えなくなってしまいました。化粧品などはもってのほか、周りには申し訳ないですが、すっぴんで通すしかありませんでした。
もちろん自分用のだけではなく、ダンナが使うありとあらゆる製品のニオイに耐えられず、使用禁止、もしくは微量にしてもらいました。そして出勤後は冬にも関わらず窓を全開にして換気する毎日でした。

乗り物・画面酔い

普段から乗り物には弱かったのですが、家にいながらにしてそこは嵐の大海原にこぎ出た一艘の船の上、のような感覚でした。ぐったりしてると時間が経つのが遅く、気を紛らわす為にTVやネットを見ようとしました。しかし通常だと許容範囲のカメラワークや画面の揺れ、文字のスクロールはもちろん、カーソルの動きを見るだけで酔ってしまうので、全く見られませんでした。同じ理由でコンタクトレンズ・眼鏡がかけられず、視界はいつもぼんやりしてました。

逆に電車・バスに乗ってもあまり変わりませんでした。

双子妊婦はつわりが酷い?


よく聞きますが、本当にそうなのでしょうか?私は双子妊娠しか体験していませんので単胎妊娠のつわりがどのようなものかわかりません。巷でよく言われる原因として「二人分の胎盤を作るため、妊娠時のホルモン量が多い」とか「二人分の防衛本能が働く」などが挙げられます。そう言われるとそうかもしれません。

しかし、話を聞くと私よりも辛そうな単胎妊婦さんは何人もいらっしゃいます。一人目と二人目のつわりの差が激しかったという話もあります。つわりが酷いのはなにも双子妊婦だから、という訳じゃなさそうです。

お医者さん曰く「ケトン体が尿にでてなかったら大丈夫ですよ」だそうです。ケトン体とは脱水や栄養障害が起こっている時に体内で作られ、尿と一緒に排出される物質で、妊婦健診の時にチェックされます。この量が多いと「妊娠悪阻」として酷い場合は入院が必要になってきます。
健診日以外でも耐えられない時は迷わずかかりつけの産婦人科へ連絡しましょう。

つわりの症状は千差万別!

emishライターのひのこさんもご自身のつわり体験談を書いてらっしゃいます。

妊娠初期~中期の妊婦さんを襲うつわり!私にも、その脅威は降りかかってきました。今回は、私のつわりあるある&つわり対策を、超個人的な体験談としてご紹介します!

このようにつわりは個人差がとてもあり、同じ「つわり」と言っても症状や感じ方が全然違います。食べないとやっていけない人、逆に食べれない人、私のように八方ふさがりな人、食事は普通でも思いがけない事がダメになる人等々…。これも人体の神秘、と言ってしまうとそれまでですが、本人にとっては死活問題です。

つわり乗り切り大作戦:4つのポイント

1:一回に食べる量を注意する

食べても食べなくても吐く、という矛盾した時期、どうすれば食べても吐かずに済むか考えて成功したやり方です。

まず、オニギリ(または食べられるもの)を一つ用意します。お腹は空きませんが、一かじり、食べます。もう少しいけそうでも一回に一口以上は食べません。お茶も一口。そして2時間ほど経った頃合いを見計らってもう一口。一回にほんの少しだけ食べると吐きにくかったです。オニギリ一つを1日かけて食べきる、というスピードでした。
それから外出時には小袋に入ったクラッカーを常に鞄に忍ばせて非常食としました。お守りに近い感覚です。

赤ちゃんがいるから栄養のあるものを…というのは胎盤ができてからの話。つわりの時期はまだ胎盤が完成していません。赤ちゃんはまだお母さんの食べ物から栄養を摂取していませんので、つわりの時は食べられるものを優先して大丈夫だそうです。

2:部屋の温度を下げる

買い物などで暖房の効いた屋内にいると、のぼせて余計つわりが酷くなっていたような気がします。私はニオイ対策の為に部屋の換気をしていましたが、同時に室温を下げて快適に過ごせるようにしていたのかもしれません。お腹や肩周りはしっかり保温して、寝転がっていたこたつも電源は入れてませんでした。

3:できる範囲内の暇つぶしを見つける

気持ちの悪さは何かをしている間はそちらに意識が集中するので、少しなら忘れる事ができます。なので私は前から気になっていた「かぎ針編み」をやってみることにしました。初心者なのでかぎ針編みキットを購入、小さなオーナメントを何個か作りました。

これを機に気になる本を読んでみるのもいいですね(私は本のニオイがダメでしたが・汗)。

4:とにかく休む・寝る。ストレスフリーな生活を心がける

つわり乗り切り作戦最大の切り札は、ズバリ「寝る」。これに尽きます。普段ショートスリーパーな私は変に昼寝をすると夜寝つけない事がありますが、幸いこの時期は身体が大改造をしている最中なので、いくら寝ても寝過ぎる事はありませんでした。寝ている時だけはつわりの辛さを忘れる事ができました。

外出する時はいつもの倍以上の時間を予定として組み込みました。そしてトイレと座れる場所もチェック。用事は休み休みゆっくりと。
家事はつわりが終わるまでの特別措置ということで、本当に生きていく上で最低限の事だけ行いました。例えば食事は作らない(台所に立てない)、洗濯は毎日ではなく溜まったらする、掃除は一時休止(それどころではない)。
買い物も気晴らし程度に済ませられるよう、重いものはダンナに調達してもらいました。

気分はラスボスです(他人ができることはしない)。

おまけ:パートナーが協力(自活)できれば、なお良し


つわり中、ダンナは常にグダグダで機嫌の悪い私に何も言いませんでした。いや腫れ物を扱うかのように遠巻きに見ていただけかもしれません。彼がとった行動は至ってシンプル。自活です。食事の調達から洗濯物を畳むまで、自分自身に関する事を全てやっていました(やらざるを得ないとも)。掃除も気になる所は自分でやってもらいました。とにかく全く使い物にならないくせに機嫌が悪く、文句を言い続ける妻によくぞ耐えてくれた、と感謝状を送りたいです。

つわりはいつ終わる?

私のつわりは1月末(4週目)に始まり、幾度かピークを迎えた後、3月末(13週目)頃に徐々に良くなりました。ニオイ地獄から解放され、食べ物もようやく美味しく感じられるようになるまでに約2ヶ月かかりました。
この期間も人によりけりで、長引く人、後期にまたぶり返す人など様々です。
私もスッキリ元どおりではなく、最初からあった喉が締め付けられるような違和感は産後まで続きました。

さぁ、このあとはウキウキの安定期!と言いたいところですが、
「双子妊婦に安定期はない」って本当ですかぁ〜??

 

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