おしゃぶりや指しゃぶりはいつかは取れるもの
「おしゃぶりや指しゃぶりが大人になってもやめられない」という人はほとんどいません。幼稚園~小学校にあがるくらいになると「周りの子はやっていない」ということに気が付いたり、お友達にからかわれたりして自分からやめることが多いでしょう。
しかしママとしては「もっと早くやめてくれればな…」というのが本音ですよね。どうしても衛生面が気になったり、他のママの目が気になったりと、人知れず悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
そもそもおしゃぶりや指しゃぶりにはどんな意味があるの?
おしゃぶりや指しゃぶりは、その裏に潜んでいるお子さんの気持ちを理解してあげることで、よりスムーズに予防したり、やめさせたりすることができるはずです。ここでは比較的有名なおしゃぶりや指しゃぶりの意味について見ていきましょう。
1.眠い
赤ちゃんは、おっぱいやミルクを飲みながら眠ることが大好きです。おしゃぶりや指しゃぶりは、こうした経験をもとに赤ちゃんが生み出した究極の睡眠導入法と言っても過言ではないでしょう。
2.お腹がすいた
食事の前になるとおしゃぶりや指しゃぶりをはじめるお子さんも少なくありません。大人がガムで空腹を紛らわせるのと同じような効果があるのかもしれませんね。
3.遊びの一環
まだねんね期の赤ちゃんが、無心にコブシをしゃぶっているのと同じく、遊びの一環である可能性も十分に考えられます。噛むことが好き、舐めることが好き、しゃぶることが好き…遊び方も多種多様ですね。
4.気持ちが落ち着く
赤ちゃんは成長するにつれ「寂しい」「悔しい」などの感情も育まれます。こうした感情の変化を自分の中で消化するために、おしゃぶりや指しゃぶりでクールダウンしているお子さんもいることでしょう。
我が家はコレでおしゃぶり・指しゃぶり知らずに
筆者はどちらかというと「おしゃぶりや指しゃぶりは子どもにとって安らぎの一つだからしても構わない」というスタンスでした。むしろそちらの方に移行してもらって、夜の寝かしつけを楽にしたい…と目論んでいたくらいです。
しかし守城家の子どもたちはそんなママの思惑に反して、おしゃぶりや指しゃぶり知らずになってしまいました。その最大の原因は、ほぼ間違いなく「おっぱい」です。
泣いたらとりあえずおっぱいをあげていた
実家から離れたところで生活する新米ママにとって、最大の武器であるおっぱい。当時は既に「授乳は最大のスキンシップでありコミュニケーション!時間にこだわらず欲しがるだけあげて」という風潮だったため、何のためらいもなく、泣いたらあげるを繰り返していました。
そうしてできあがったおっぱい星人…
そんな生活を続けること1年。そろそろおっぱい以外の寝かしつけ手段も…と考えはじめたころには、おしゃぶりや指しゃぶりなんて一切受け付けないくらいのおっぱい星人ができあがっていました。そう、意図せずしておしゃぶり・指しゃぶり知らずに育っていたのです。
おしゃぶりや指しゃぶりにはメリットもデメリットもある
おしゃぶりや指しゃぶりには、メリットもあればデメリットもあります。
おしゃぶり・指しゃぶりのメリット
- ママ以外のお世話でも過ごしやすい
- 自分のペースで気持ちを落ち着かせることができる
おしゃぶり・指しゃぶりのデメリット
- 衛生面や周りの目が気になる
- 卒業に時間がかかることがある
ママの心身の状態や生活環境によっては、おっぱいを長く上げ続けられずにおしゃぶりや指しゃぶりに頼るしかないという人もいるでしょう。その場合、お子さんにとって「大切な心の拠り所」であるということは間違いありませんので、頼ってしまった自分を責めたり、無理やりやめさせる必要はないと思います。
もし余裕がある場合は、おしゃぶりや指しゃぶりに頼るかどうかを出産前によく考えておくといいかもしれません。特に母乳育児を目指していれば、意外と簡単におしゃぶり・指しゃぶり知らずに仕上げられますよ!