ひのこ妊娠中の一番のトラブル…それが腎盂腎炎でした
皆さん、こんにちは。小島ひのこです。今回は、私の妊娠中に起こった一番のトラブルといっても過言ではない、『腎盂腎炎』についてお話しようと思います。妊娠前から膀胱炎になりやすかった私ですが、ついに腎盂腎炎になるなんて…。
妊娠中という状態も相まって、腎盂腎炎にはかかりやすい状態だったようですが、大事な我が子に何かあっては大変!と、当時はかなり不安な毎日を過ごしました。それでは、当時を振り返りつつ、腎盂腎炎についてお話していきます!
腎盂腎炎ってどんなもの?
まずは、腎盂腎炎という病気について軽くお話させていただきますね。腎盂腎炎とは、膀胱炎と似たような病気だと言われています。膀胱炎は膀胱に炎症が起こる病気ですが、腎盂腎炎は、尿を作る腎臓に細菌が感染してしまう病気です。
膀胱炎と同じく、尿道が短く肛門に近い女性がかかりやすいとされている病気で、患者数の男女比は、1:30とも言われているのだとか!とくに、妊娠中は尿道が狭くなって尿が逆流しやすくなることから、腎盂腎炎にかかりやすくなっているのだそう。
初期症状にはかなりの寒気・高熱を感じることが多く、私も今までに感じたことのないような寒気によって病院へ行くことになりました。(ガン○ムの主人公がニュータイプに目覚めた時のような感覚の寒気を感じました。キュピィ~ン!)
夜間診療で大失敗!翌日には入院措置に
さて、ニュータイプな寒気を感じた私は、夫と一緒にかかりつけの産婦人科へ。気づいた時間が夜間診療の時間だったため、夜間の窓口から受診しました。この時、熱は40度近い状態で、歩くときも夫に支えてもらいながらでした…。
夜間診療では、軽い問診と、インフルエンザの検査のみ。インフルエンザは当然のように陰性で、お医者さんも「ちょっと原因がわかりません」とのこと…。熱冷ましの薬を渡され、また明日来るように言われて退散しました。夜間診療だと使えない設備も多く、このような検査のみになってしまうということを、大人になって初めて知りました。
そして翌日、まだ40度近い高熱から下がらない体を引きずって病院へ。やたらと看護師さんから「腰は痛みませんか?」「脇腹は痛みませんか?」と聞かれるので、やけっぱちになって「痛いです!」と答えたところ、即入院措置になってしまいました。
実際は熱に浮かされて痛みもわからない状態だったのですが、腎盂腎炎かどうか見分けるのには、この「腰が痛む」というのがポイントだったようです。あれよあれよという間に点滴を繋がれ、1週間後にはすっかり完治することができました。
水分をしっかり摂って、こまめにトイレへ!
それからの対策としては、水分をしっかり摂って、こまめにトイレへ行くことでした。とにかく、尿をたくさん作って、洗い流すことを意識するように指示されたからです。私はもともと、水分をあまり多く摂る方ではなかったので、余計に腎盂腎炎になりやすかったのかも…と今になって思いました。
妊娠中は、むくみや高血圧といったトラブルだけが起こるものだと思っていたので、腎盂腎炎にはびっくり。まさか自分がこんなトラブルを引き起こすとは思っても見ませんでした。妊娠中にかなりの高熱に見舞われた私でしたが、幸いにも、生まれてきた我が子はトラブルもなく、元気に育っています。
■次回の『ひのこの妊娠出産体験記』は…
次回の妊娠出産体験記は、『ママサポートタクシー』についてをお話します!私は妊娠中にこちらのママサポートタクシーを利用したのですが、検診や出産時の対応にもかなり助けられました!知らない方はぜひ利用してみてほしいタクシーでしたよ。
⇒次回