子供が毎日使う筆箱、気がつけば鉛筆のカスで中が真っ黒に!なんてことありますよね。軽い汚れなら消しゴムで取る方法もありますが、広範囲に渡るとそれはもう絶望的…。今回はそんな汚れを簡単に落とす方法の実践記録です。
目の前に置かれた筆箱の惨状
ある日子供達が突然筆箱のお掃除を始めました。
ハハとしては前々からなんとかして欲しいなと思ってたのでようやくか、と見ていると、中身を出して中に散らばった鉛筆削りや消しゴムのカスを払ったところで「ママー、綺麗にしてー」ときたもんだ。
子供達の筆箱は写真の通り、中に厚紙の芯が入ったソフトペンケースと呼ばれるもの。汚れには比較的強く、こまめに掃除すれば綺麗さは長持ちするようですが、やはり鉛筆カス汚れを放置するとこのように満遍なく広範囲に渡って汚れてしまいます。
水拭きでは鉛筆汚れは取れません。洗剤を使うのも抵抗があります。
かといって純布製のように水で丸洗いができるものでもありません。
もう少し自分たちでなんとかしなさいな、とノンダスト消しゴムを使った方法を伝授。
鉛筆汚れには断然消しゴムが有効。しかもノンダストやまとまるくんなど消しゴムカスがまとまってくれるものだと後の処理がとっても楽です。
しかし、これは汚れ初期や小さな汚れならすぐに落ちる有効な手段ですが、ここまで汚れると焼け石に水。下手すると消しゴムによっては本体についた汚れが逆に筆箱に移ってさらに薄汚れるなどして手に負えなくなります。
ネットで見た方法を実践
ネットで検索してみると「メラミンスポンジ」での掃除がいいという情報が。
早速実践してみることにしました。
用意するもの
- メラミンスポンジ
- 少量の水
- ティッシュ
やり方
1:メラミンスポンジをごく少量の水で湿らせて汚れた部分をこする。
2:汚れた水が筆箱につくので、こまめにティッシュで拭き取る。
以上を綺麗になるまで繰り返します。
結果発表
見事、短時間で劇的によみがえりました。
先ほどの画像と同じ筆箱です。平面部分は新品同様、ただ、布製のジッパーやバイアス部の汚れはメラミンスポンジでは落とせませんでしたが、まぁ許容範囲内でしょう。
鉛筆の先が当たる端っこも…
ずいぶん綺麗になりました。ただ、ペン汚れと思われる右上の赤い汚れは取れませんでした。これは食器用洗剤でも除光液でも取れなかったので、ペン汚れ専用の製品を使うといいのかもしれません。
ちなみに同じ方法で筆箱外側の擦れてできた汚れなども簡単に落ちました。
綺麗になって心機一転…してほしい!
お気に入りのペンケースを鉛筆汚れだけの為に買い換えるのはもったいないと思っていた長年のモヤモヤがすっきり解消されました。
子供達も使い慣れたペンケースが綺麗になってますます勉強に力が入ること…とこれとは別問題ですね(苦笑)
とにかく親子共々すっきりした筆箱掃除の顛末でした。