好奇心旺盛な赤ちゃんを危険な場所に入らせないために便利な「ベビーゲート」。さまざまな種類が揃っていますが、そのほとんどは設置幅が「65cm~」や「73cm~」などで、スリムなタイプでも「60cm~」程度。
60cm未満の狭い間口では、扉があるタイプとか跨ぐタイプとか、素材が、ロックが…なんていう前に、そもそも設置できる商品がなかなか見つかりません。
我が家のキッチンと洗面所の間もギリギリ60cm。市販のゲートがなかなか見つからずに苦労しました。
同じく狭い間口のベビーゲート設置にお悩みの方のお役に立てれば…!ということで、幅60cm以下でも使えるベビーゲートや、ほかのグッズで代用するアイデアをまとめました。
幅60cmならギリギリ使えるベビーゲート2選
ギリギリ60cmなら、よくある扉があるタイプや跨ぐタイプの市販品でも使えるものが多少あります。
リッチェル ママらくソフトゲートRS
我が家ではこちらの幅の広いものを使ったことがありますが、高さを低めの55cmに設定できるので跨ぐのも楽で便利でした。高さや幅を調整してもたるまず、部屋に馴染む色です。
スヌーピー柄もあります。
日本育児 スマートゲイト スリム
扉付きのタイプです。前後どちらでも開けられ、開けたあとは自動で閉まります。
幅60cm未満でも使えるベビーゲート6選
幅60cm未満で使える市販ベビーゲートというと、「突っ張り」でも「ドア」でもなく、ゲート全体をスライドして開閉するタイプが主流です。というかそれしか見つけられませんでした。
ねじなどで壁に固定するタイプばかりなので、壁に穴があく…というデメリットはありますが、その分安定感があります。また、床面に段差ができないのでつまずきにくいというメリットも魅力!
小笠原製作所 高級木製 ベビーフェンス
マジックハンドのように伸縮して開閉する木製のゲートです。
木製ペットフェンス (小)
ペット用の類似品なら安いものもあります。
ラスカル キディガード アシュア ベビーゲート
スウェーデン生まれのロール巻き取り式のゲート。メッシュ素材で反対側もよく見え、使用しない時はロールが収納されるのですっきりします。
ネビオ ゲートル
同じようなロールタイプでこちらはもう少しお手頃価格。
日本育児 ベビーゲート スルする~とゲイト ホワイト
日本育児 ベビーゲート スルする~とゲイト ホワイト 6ヶ月~24ヶ月対象 階段上設置可能な巻き取り式ゲート
価格目安:Amazonで税込11,635円
※在庫状況や価格は2017.6.14時点の情報です。
ベビー用品でおなじみの日本育児からも同じようなタイプがでています。
タイマーロック機能で8秒間ロック解除している間に閉めるタイプなので、開けっ放しのときに子どもがいたずらするのを防げます。
ベビーゲート ガードミー
デンマークのベビーダン社から発売されているパネルの組み合わせで幅を調整できるベビーゲート。
使わないときは自動的に折りたたみ収納できます。
間口の内側に付けるなら幅64.5cmとなっていますが、廊下のような細い空間ではなく、壁の一部が間口になっているような場所なら、間口の外側に付けることができ、この使い方なら55cmから使用可能です。
付け方のイメージについて、詳しくは公式サイトにある「設置サイズ別パネル組み合わせ表」をご覧ください。
代用品を探せ!2選
ベビーゲート選びは「設置幅」だけでなく「壁の占拠具合」も重要です。
我が家のキッチンと洗面所の間は引き戸があるせいで、間口の枠が細く、ゲートを取り付けられる部分の幅は約4cm。あまりギリギリすぎると少しずれただけで、外れたり戸が閉まらなくなってしまいます。
市販のベビーゲートで使えるものもあるかもしれませんが、金額的にもサイズ的にも失敗したくなかったので、ベビーゲートとして売られているものはやめておきました。
突っ張り棚
このような突っ張り棚を使うのが一番手っ取り早い方法。
1つだけでもある程度ガードできますし、必要に応じて2つ縦に並べることもできます。
この商品は45~67cmですが、ほかに50~73cmのタイプなどもあります。
あまり伸ばすと棚がない部分をくぐれそうなので、設置できる範囲で幅が広めのタイプを選ぶと安心です。
突っ張り棒&ワイヤーネットや布
我が家は結局これに落ち着きました。
100均で買った突っ張り棒とワイヤーネットの組み合わせで、結束バンドで固定してあります。
スリムなタイプなので、引き戸の開閉の邪魔にもなりません。
100均にこだわるつもりはなかったのですが、突っ張り棒で幅がおさまるものは耐荷重が1kgのものが多く、ダイソーに2kgのものがあったのでそれを使いました。
上下のみだと不安なので3本使っています。ただし、それでもときどき外れます。
当時は主に実店舗で探していたので見つけられませんでしたが、このような突っ張り棒なら幅57cm程度で耐荷重5kgなので、もっと強力そうです。
ワイヤーネットのほかに、布で包むという方法もあります。切った結束バンドの角で手を切る(←私)なんていう心配もなくなります。
のれんやカラーボックス用のカーテンを使うと、上下のうち片方は突っ張り棒を通す穴があって便利です。
手作りベビーゲートのアイデアを探そう!
Instagramの「#手作りベビーゲート」や「#ベビーゲートdiy」タグにはヒントになりそうなアイデア満載です。ぜひ参考にしてみてください。