粘土遊びはいつから?
粘土遊びは集中力や表現力を養ったり、手先を器用にするなど良い刺激を与えてくれます。保育園や幼稚園でも使われていますし、小学校でも図工の時間に粘土を使っていますよね。粘土の対象年齢は3歳以上となっていますが、2歳くらいから簡単な形を作ったり、型をとることはできます。
それでは1歳は?親が近くで見ていれば問題ないでしょう。親が形を作るのを見るだけでも興味津々!伸ばしたり、触って見たり、初めての感触を楽しんでくれますよ。
小麦粉粘土って?
小麦粉粘土とは小麦粉で作った粘土のこと。初めて粘土遊びをする1歳児が、誤って粘土を口に入れてしまったり、粘土を触った手を舐めていたら大変です。万が一のことを考えて、最初は口に入れても害はない食品で粘土を作ってみましょう。
安全な食品である小麦粉ですが、注意していただきたいのはアレルギーです。小麦アレルギーの場合は触れるだけでも症状が出ることもありますし、今までアレルギー症状がなかった場合も皮膚に触れることでかゆみや腫れなどが起こる可能性もあります。初めて使うときには特に注意しながら遊ぶようにしましょう。
小麦粉粘土の作り方
材料
小麦粉:100g(約1cap)
水:大2
サラダ油:大2
塩:大1
1,小麦粉と塩を混ぜる
塩を入れることでカビが生えるのを防いでくれるので、保存がしやすくなります。1日しか遊ばないのであれば入れなくても問題ありませんが、繰り返し遊ぶ時には入れるようにしましょう。
2,1にサラダ油と水を入れる
油を多めに入れると伸びが良くなります。水が入りすぎて緩くなってしまったら、小麦粉を足しましょう。子どもにも、粉と水分が粘土になっていくところを見せると、より興味を持ってくれますよ!
着色の仕方
我が家は絵の具を混ぜてしまいましたが、より安全に作るためには食紅を使うのがおすすめです。粘土に少量の着色料(絵の具や食紅など)を付け、練り込みながら混ぜていきます。白いところがなくなったらOK!他の色を作るときは色が混ざってしまうので、手を洗ってから作業しましょう。
▲これから絵の具遊びもするようになるので、絵の具のセットでも。
▲食紅はあまり使う機会がないかもしれませんが、お菓子作りが趣味のママは思い切って食紅を購入しても良いかもしれません♪
食紅はオブアートにも使えます!オブアートのやり方はこちらの記事で
小麦粉粘土を焼いて保存!
楽しく遊んだ後は、焼いて飾ったり、オーナメントにすることもできます。オーブンシートを敷いた天板の上に粘土を並べ、100〜120度のオーブンで30分ほど焼きます。様子を見ながら焦げ付かないよう途中でひっくり返してくださいね。粗熱をとったら表面にマニキュアのクリアや、ニスを塗ってツヤを出せば完成です。
小麦粉粘土を作るのが面倒なら…
▲小麦粉・塩・水でできた粘土で8色セットです。安心材料でできているうえ、カラーも豊富なので長く楽しめそうですね。
▲こちらは12色入りの小麦粉粘土です。プラスチックのケース入りなので保存する時にも便利です。
小麦粉粘土で楽しく安全に遊ぼう♡
親も一緒になって楽しめる粘土は、子どもの知育玩具としても優秀な遊び道具です。雨の日も、粘土があれば室内でも長時間楽しむことができますよね!食品で作っているものなのでお口に入ってもさほど害はありませんが、食べられるものではないので、粘土は食べることができないということも合わせて教えてあげられると良いですね。