首すわり前の赤ちゃんに使える抱っこひも定番といえばベビービョルン。我が家でも2人の子育てに大活躍しました!
お値段重視の方も、使用期間重視の方も、バラエティ豊かなラインナップからピッタリなタイプを選びましょう。
ベビービョルン抱っこひもの6つのおすすめポイント
1.新生児期の使いやすさは抜群!
ベビービョルン(Baby Bjorn)は50ヵ国以上で愛されるスウェーデン発の育児用品ブランド。バウンサーやハイチェア、ソフトスタイなど人気の商品がたくさんありますが、中でも「ベビーキャリア」と呼ばれる抱っこひもは新生児から使えて大人気です。
もちろん、新生児から使える抱っこひもはベビービョルンの他にもあります。ですが、以下のようなデメリットを持つものがほとんど。
- 横抱き→動きにくい
- 別売りのパッドが必要→抱くのにひと手間増えるし夏場は暑そう
- 開脚が広い→赤ちゃんが嫌がってしまう
- ホールド感が足りない→ふにゃふにゃ赤ちゃんを抱くには不安がある
その点ベビービョルンは付属品いらずで装着も簡単、しっかり赤ちゃんをホールドできて動きやすいため、「首すわり前でも使いやすい」と長く愛されています。
1人目の子どもに使うのはもちろん、赤ちゃんを抱っこしながら上の子を追いかけまわさないといけない2人目以降にも特におすすめです。
2.値段や使用期間で好みのものを選べる
ベビービョルンの抱っこひもが出始めた頃は、肩で支えるシンプルなタイプのみでしたが、2013年頃から赤ちゃんが大きくなっても使いやすい腰で支えるタイプやおんぶのできるタイプも充実してきました。
また、夏場に嬉しいメッシュ素材のものもバラエティに富んでいます。
2017年1月現在、大きく分けて「オリジナル」「WE(ウィ)」「ONE+(ワンプラス)」という3種類が販売されています。
「オリジナル」は発売当初からあるシンプルなもの。ひとまず安いもので首すわりまで使うのにおすすめです。
「WE」や「ONE+」は腰で支えるタイプで、おんぶも可能!お値段は少し高くなりますが、赤ちゃんが大きくなっても長く使えます。
既に廃盤になっている「アクティブ」「ミラクル」「シナジー」「コンフォート」「ONE」というタイプも存在するので、在庫がある店舗やお下がりなどで出会うこともあるかもしれません。
3.赤ちゃんも楽しい前向き抱っこ
「WE」以外の抱っこひもは、首すわり後は前向き抱っこができます。
いつもと違う視点で外の世界を楽しむことができるので、赤ちゃんの多くは前向き抱っこが大好き。抱っこでの写真が撮りやすいというメリットもあります。
ちなみに我が家では、上の子が乾燥肌&アレルギーのため顔に湿疹が出てかゆがり、抱っこすると顔をこすりつける!という悩みがあったのですが、こすりつけを防ぐ目的でも前向き抱っこは大活躍でした。
4.コートを着たまま抱っこできる!下ろせる!
冬場に分厚いコートを着る時期は、抱っこひもの装着方法が悩ましいもの。
抱っこひもを先に装着するとすっきり着られますが、抱っこしたり下ろしたりする度にコートを脱がなければなりません。
かといって抱っこひもを外にするとゴワゴワ。いちいちベルトの長さを調整する羽目になったり(これはベルトだけ中にすることで回避できますが)、ダウンコートの場合などツルツル滑ってしまうことも。また、暖かいショッピングモールなどでコートだけを脱ぎたいときでも、赤ちゃんを一旦下ろす必要があります。
その点ベビービョルンは肩紐と赤ちゃんの背当て部が分離する素晴らしい構造!
抱っこひもの上にコートを着ておけば、コートを脱ぐことなく抱っこしたり下ろしたりできますし、赤ちゃんを下ろすことなくコートの脱ぎ着も可能です。
我が家はベビービョルンを卒業してから別の腰ベルトタイプに乗り換えましたが、冬が来てコート問題にぶち当たるたびにベビービョルンはよかった…と思います。
5.寝かしつけたあとに下ろしやすい(オリジナル)
なかなか寝ない赤ちゃんが抱っこひもだとなぜかあっさり寝ることもよくあるもの。そして寝たあとに「下ろす」のがなかなかの難関。「背中スイッチ」がある、なんてよくいわれます。
抱っこひもから完全に抜け出してしまうと背中の感触が変わるので起きてしまいやすく、抱っこひもごと下ろそうとすると、抱っこする側が少々無理な姿勢になって腰ベルトを外したり、赤ちゃんの足のポジションを整えたりする必要があります。
また、下ろすのに成功しても、寝返りしてひもに絡まり起きてしまうことも。
ベビービョルンの「オリジナル」なら赤ちゃんの背当て部分をバックルで簡単にすべて外すことができるので、背当てだけをすっきり外して赤ちゃんを寝かせるのが簡単です。廃盤になった「アクティブ」「ミラクル」も同様です。
6.不安なく安全におんぶできる(ONE+、WE)
何をしても付いてくる後追いの時期など、おんぶはとっても便利!とはいっても、慣れるまでおんぶは不安があるもの。前から後ろに回すときに赤ちゃんが落ちてしまわないかとハラハラしてしまいます。
ベビービョルンのONE+やWEなら、赤ちゃんの背当てを肩紐にしっかり固定したまま前から後ろに回せます。赤ちゃんは前後を固定されている状態なので、落下の危険も少なく、おんぶもやりやすいと好評です。
ベビービョルン抱っこひものラインナップ
ベビービョルン ベビーキャリア オリジナル
- 抱き方の種類:新生児抱っこ、前向き抱っこ
- 使用月齢:0~14ヵ月
- 使用体重:3.5~11kg
- 洗濯機使用:使用可(ネット)
「オリジナル」はシンプルで使いやすくリーズナブルな肩で支えるタイプ。首すわりまでの期間をメインで考えていて、安く済ませたいという方におすすめです。
赤ちゃんが重くなってくると辛くなってきますが、体重6kgくらいまではやっていけます。
首すわり頃になるとエルゴを筆頭に選択肢が広がるので、そこでベビービョルン以外も含めて腰で支えるタイプの抱っこひもを探してもよいでしょう。
コットン素材のほかに、2015年秋冬から伸縮性のあるジャージー素材を使った新シリーズが登場しました。
首すわりまで限定のつもりでも、春夏生まれの場合はメッシュを選ぶのがおすすめです。
ベビービョルン ベビーキャリア ONE+
- 抱き方の種類:新生児抱っこ、腰抱っこ、前向き抱っこ、おんぶ
- 使用月齢:0~36ヵ月
- 使用体重:3.5~15kg
- 洗濯機使用:使用可(ネット)
赤ちゃんが大きくなっても負担が少なく長く使いたい方には腰で支えるタイプ。
ONE+ならおんぶもできるので家事にも便利です。
ONE+のメッシュタイプです。通気性がよく、洗濯しても乾きやすいのもポイントです。
2016年発売の新商品。丈夫な撥水素材や付属バッグ、スマートフォンも収納できるポケット、小物をかけられるループなど、充実機能が魅力です。
ベビービョルン ベビーキャリア WE
- 抱き方の種類:新生児抱っこ、腰抱っこ、おんぶ
- 使用月齢:0~36ヵ月
- 使用体重:3.5~15kg
- 洗濯機使用:使用可(ネット)
WEはおんぶもできて長く使えるけれど、ONE+ほどゴツくなくリーズナブルに買えるのが魅力。
前向き抱っこが不要ならばこちらがおすすめです。
ベビービョルン ベビーキャリア ミラクル(廃盤)
- 抱き方の種類:新生児抱っこ、腰抱っこ、前向き抱っこ
- 使用月齢:0~18ヵ月
- 使用体重:3.5~12kg
- 洗濯機使用:使用可(ネット)
本格的な腰ベルトほどかさばらずに肩への負担を軽くできるタイプです。
ベビービョルン ベビーキャリア コンフォート(廃盤)
- 抱き方の種類:腰抱っこ、前向き抱っこ
- 使用月齢:3~18ヵ月
- 使用体重:6~14kg
腰ベルトの旧タイプ。「新生児から使える」は当てはまらないのでご注意ください。
ベビービョルン ベビーキャリア アクティブ(廃盤)
- 抱き方の種類:新生児抱っこ、前向き抱っこ
- 使用体重:3.5~12kg
オリジナルより肩への負担が少ないタイプです。腰ベルトタイプが出るまではかなりの人気でした。
オリジナルはいつまで使える?
女性なら7kgくらいが目安
新生児期は絶賛される一方、腰ベルトなしのタイプは赤ちゃんの体重が6kgか7kgになるあたりから辛くなる!という声が多いようです。
我が家で使っていたのは「オリジナル」ではなく少し負担がマシな「アクティブ」というタイプでしたが、私も限界を感じたのは7kg辺りでした。が、夫は8kgを超えてもまだいける!と言っていたので、男性ならもう少し大丈夫な方も多いかもしれません。
中古品を狙うのも手
お金をかけずに期間限定で使いたい方は中古品も狙い目です。
首すわり前の定番なので、持っている人は結構多いはず。身近に子持ち仲間や先輩がいたらお下がりをもらえないか聞いてみるのも一つの手です。
抵抗がなければネットオークションやネットフリマでも探してみるのもおすすめです。ヤフオク、モバオク、メルカリなど、廃盤商品から最新商品まで安く出品されていますよ。
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