雑記・コラム

ひつじわにの同居嫁らいふ2:同居のメリットは助け合いができること

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同居して実感できるメリットとは…


こんにちは!emishライターのひつじわにです。

1月から3月は、インフルエンザや溶連菌感染症が大流行しましたね。我が家の子どもたちも例にもれず溶連菌に感染し、その後なんと私自身がインフルエンザに感染してしまいました。人生初のインフルエンザの症状はすさまじく、まる3日は高熱をキープし、関節痛にも七転八倒…。もちろん子どもたちのお世話もできず、夫も仕事を何日も休める状況ではありませんでした。

しかし、我が家には「オジジサマ」という救世主がいるので、何とか乗り越えられたのです。オジジサマが家にいてくれて良かった…。というわけで、今回は、夫の親との同居で実際に感じたメリットをご紹介します。

親世帯との同居のメリット

1.子どもの面倒を見てもらえる


パパやママがお仕事をしていたり、用事をすませたりしているときに子どもの面倒を見てもらえるのは、最大のメリットと言えるのではないでしょうか。パパはお仕事が忙しくてなかなか子どもの面倒を見られないという家庭も多く、子育てのほとんどをママが担っているのが現状です。子育てのすべてをママひとりが背負うのは本当に大変なこと。

ママとお姑さん、お舅さんの関係が良好であることが前提ですが、お掃除やお料理の間に少しだけ子どもを見てもらう、お散歩に連れて行ってもらうなど、日々の子育てを少しでも手伝ってもらえると助かりますよね。

我が家の場合は、ヒスイ(上の子)の用事や習い事で外出するときに、オジジサマにアツシ(下の子)を30分程度見てもらうこともあります。また、アツシの用事で外出しなければならない時間とヒスイの下校時刻がかぶるときは、オジジサマに「今日は2時からアツシのクラスの保護者会があるんですけど、ヒスイが帰ってくる時間とぶつかっちゃうんです。なので、その時間は家でヒスイのことを待っていてもらえませんか?」といった感じでお願いをすることも。ママとパパ以外の大人が家にいることで、きょうだいそれぞれの予定に対応しやすくなり、安心感も生まれます。

2.経済的に少し楽


二世帯・三世帯同居は経済的という点も大きなメリットです。「マイホーム資金を貯めるために一時的に親と同居している」という話を聞くこともあるでしょう。二世帯住宅や敷地内別居、通常の住宅での完全同居などの住宅の形式にもよりますが、親世帯と同居していると、水道光熱費や食費などを節約できる傾向にあるのです。

・水道光熱費の基本料金が1軒分で済む
・全員分の食事をまとめて作ることでガス代や電気代をおさえられる
・買い過ぎた食材をシェアすることができる

以上のような点が、毎日の生活の中で発生する無駄な出費をおさえることにつながり、マイホーム資金や子どもの将来の教育資金を貯蓄しやすくなります。

3.ママやパパが病気になったときも心強い


冒頭でもお話ししたとおり、私がダウンしたときに強く実感するのがこのメリットです。健康的な生活を常に心がけていても、幼稚園や小学校は病原菌の巣窟。子どもはさまざまな病気に感染します。そのため、ママ自身が子どもから病気をもらうこともあるでしょうし、園や学校に行ったときに感染してしまうことも少なくありません。

パパが風邪をひいたのであればママの仕事が少し増えるだけですみますが、ママが風邪やインフルエンザなどにかかってしまうともう大変!洗濯が滞って着られるパジャマがなくなる、お部屋にホコリがたまる、お夕飯や朝ごはん、お弁当も作れない、幼稚園バスの送り迎えにも出られない…、といったトラブルが発生します。パパが何もできないわけではありませんが、仕事が忙しいと、どうしても掃除や洗濯は後回しになってしまうものです。

同居をしていると、ママがダウンしたときに家事の手伝いや幼稚園バスの送り迎えをお願いすることができます。(ただし、まだお姑さんやお舅さんが働いている場合はできることが限られてしまうかもしれません。)先日私がインフルエンザにかかったときは、夫が会社を休めない日があったため、オジジサマが夕飯の支度と園バスの送り迎えをしてくれました。病気に苦しみながら家族のご飯の心配をしなくて済んだのは、本当にありがたいと思いましたよ。

4.家事負担を軽減できる


同居して親世帯と家事を分担すれば、ひとりあたりがこなす家事は少なくなるでしょう。家事のやり方や分担の細かいすり合せは必要となりますが、はじめに決めてしまえば、気持ち的にも楽ですよ。

ちなみに、我が家では、洗濯は(下着のこともあるので)完全に私、掃除や食器洗いは手が空いている人、というあえてざっくばらんな決め方をしています。食事は、平日は私で土日はオジジサマという担当です。

5.子どもたちが祖父母と暮らせることを喜ぶ

子どもたちにとって、パパやママよりも甘やかしてくれるおじいちゃんやおばあちゃんはやはり特別な存在。ママやパパにたくさん叱られた後の逃げ場にもなってくれます。

とは言え、祖父母の甘やかしが過ぎると、それはそれで問題が発生しやすいので、祖父母との間で甘やかしのボーダーラインやルールを決めておくと良いかもしれません。

6.いつも部屋がそこそこ片付いている

これは我が家に限ったことかもしれませんが、オジジサマと一緒に暮らしていることで、やはりある程度気は遣います。そのため、共有スペースであるリビングはなるべくきれいにしておくという習慣ができました。また、オジジサマのほうも気を遣って掃除機をかけてくれることもあるので、とても助かっています。

7.車を出してもらえる


実は、私は運転免許証を持っていません。にもかかわらず、私が現在住んでいる地域は、車を運転できないと微妙に住みづらいところです。いつもは自転車でがんばっていますが、雨の日の習い事や通院はなかなか難しいものです。

そんなとき、オジジサマは快く私たち親子を車で連れて行ってくれます。(私が免許を取れば良いのでしょうけれど、ついつい甘えてしまっています…)ただし、昨今は高齢者の車の運転が社会問題になっているため、お舅さんやお姑さんの年齢を考慮する必要はあるでしょう。

車に乗せてもらえることは、あまり一般的なメリットとは言えないかもしれません。けれど、私の周りでも、「車の運転ができないから義父に送迎をお願いしている」というママが結構いますよ。

8.親の健康状態を把握することができる

いつまでも親には元気でいてもらいたいものですが、やはり年齢を重ねれば健康面が気になってきますよね。離れて暮らしていたり、親がひとりで生活していたりすると、健康状態をこまめにチェックするのはなかなか大変です。

でも、一緒に住んでいればそんな心配もありません。健康状態を毎日気にかけることができ、具合が悪いときにはすぐに対応することもできます。

同居は悪いことばかりでもない


デメリットがクローズアップされがちな同居ですが、今回はあえてメリットのみをご紹介しました。ひとつひとつのメリットを見てみると、案外悪いことばかりではないと思えるのではないでしょうか。私も日々の生活を振り返ってみて、「私、こんなに助けてもらっているんだなぁ」と、いつもお世話になりっぱなしだということを改めて実感しました。

次回は、みなさんお待ちかねの(?)同居のデメリットについてご紹介する予定です。

▼前回の記事はこちらです

現在進行形の同居嫁ひつじわにが、同居嫁の生活を語ります。第1回は、親と同居に至る理由についてです。世間の同居嫁さんたちは、どうして同居をしているのでしょう。