雑記・コラム

ひつじわにの同居嫁らいふ1:夫の親との同居の理由やきっかけって何?

※このサイトでは、商品やサービスのリンク先の一部にアフィリエイト広告を利用しています。

こんにちは、同居嫁です


こんにちは!emishライターのひつじわにです。(突然ですが、読みづらいので「lucia」から「ひつじわに」に改名いたしました~!)

みなさんは、夫の親との同居について考えたことはありますか?義両親との同居なんて嫁姑問題や夫婦げんかの元、というマイナスのイメージがある方もいるかもしれませんね。

けれど、同居にもいろいろ種類やメリット、デメリットがあって、ひとくちに良し悪しを決められるものではないのです。この連載では、メリットやデメリットだけでなく、住宅、育児、介護など、親との同居にまつわる問題を幅広く取り扱っていこうと思います。

今回は第1回ということで、私の家族の紹介や、同居をすることになった理由についてお話ししますね。

我が家は夫の父と同居中

bryandilts / Pixabay


まずは、ひつじわに家を紹介しましょう!我が家は、私・夫・娘ヒスイ(小1)・息子アツシ(年少)、そして夫の父(オジジサマ)の5人で暮らしています。結婚当時から一緒に住んでいるので、同居歴は9年近くになるでしょうか。

また、私たちが結婚する前に夫の母は他界しており、夫とオジジサマは長いこと二人暮らしでした。(この決して短くない2人暮らしが後々いろいろな問題になってくるのですけれど、このお話はまたの機会に…。)

そんなわけで、みなさんが期待しているような(?)ドロドロの嫁姑問題は我が家にはありません(笑)。ただ、同居をするうえでの気遣いなどは、お姑さんであってもお舅さんであっても、本質は変わらないと思っています。

同居の理由、それは…

住まいの問題

tpsdave / Pixabay


私たちがオジジサマと同居をすることになった理由は、ものすごくシンプルです。それは単に、結婚して住まいを探すのが面倒だったから。

実は、私たちはいわゆる「でき婚」です。夫と籍を入れる前に妊娠しました。当時は私の生活が目まぐるしく変わる時期で非常に忙しかったので、状況が落ち着いてから一緒に住もうという話になっていたのです。そんな同棲すらまだの状態で妊娠が判明したので、「入籍したはいいけどどこに住む?」問題が浮上しました。

正直なところ、私は自分の身体の変化に対応することでいっぱいいっぱい。あまりにも吐き続けなので、急性胃腸炎だと思って最初は内科を受診したほどです。ですから、ほかのことはとにかく面倒くさい。「住むところ?あんたの家で良いんじゃない?」くらいの適当さでした。今思うと、思慮が浅過ぎておそろしいですね…。

先ほどもお話ししたように、当時夫はオジジサマと2人暮らし。部屋は一応空いている。しかも家はまだまだ新しい!(実家の築年数≒自分の年齢だったこともあり、新しい家というだけで飛びついてしまったわけです。)「オジジサマ、よく断らなかったな」と今でも思います。

ちなみに、私がオジジサマと同居することを決めたとき、まったくと言っていいほど同居にマイナスイメージはありませんでした。お姑さんが最初からいなかったからかもしれませんし、私の親にも特に嫁姑問題や親戚問題がなかったからかもしれません。不思議と、「何とかなる。きっとうまくいく」と思っていました。

よくある理由は?

tookapic / Pixabay


昔よりは減っているとはいえ、同居を選択する世帯は決して少なくありません。では、世の同居嫁さんは、何故夫の親と一緒に暮らすことを選択したのでしょうか。

経済的な理由

近年のニュースでは、ときおり子育て世代の貧困が取り上げられていますよね。国が発表する「子ども・若者白書」によれば、子どもの貧困率は上昇傾向にあり、子育て世代自体の相対貧困率もゆるやかながら上昇しています。さらに、高校・大学への進学率も上昇。お金がないのにお金がかかるという状況が生まれてしまっています。

親との同居は、そういった問題を解消する方法の1つです。住まいの形にもよりますが、一緒に住むと、水道光熱費、固定資産税、食費などの節約につながります。資金に余裕が生まれれば、子どもにより多くお金をかけてあげられるというわけですね。

親の会社を継ぐ

いわゆる「家族経営」の企業が多い日本。夫の実家が何か商売をしていて、それを夫が継ぐことになっている、といったケースでは、自然と同居することが多いようです。

親に介護が必要になった

病気やけがなどによって1人で生活していくことが難しくなった親の面倒を見るために、同居を選択したという家庭もあります。夫はやはりなかなか仕事を休めないので、どうしても介護の負担が妻に…というお話もよく聞きますよね。残念ながら夫婦間、嫁姑間のいざこざが起こりやすいのがこのパターンです。

親に子育てを手伝ってもらう

反対に、親に子どもを見てもらうために同居するというケースも多々あります。共働きの夫婦が進んで選択することもあれば、親側から「子どもを見ているから、その間に働いたら?」と提案されることもあるようです。

ただし、みなさんもご存知のように子育ては重労働。祖父母が孫を持て余してしまうことも少なくありません。

同居の理由はメリットやデメリットとも密接に関係している

Letiha / Pixabay


同居の理由は、お金、子育て、介護など、家庭それぞれです。日本の社会問題とも関係している理由が多いのは、少し興味深いですね。

また、「同居のよくある理由」をひとつひとつ見ていくと、同居のメリットやデメリットにも通じていることがわかります。次回の『ひつじわにの同居嫁らいふ』では、同居のメリット・デメリットについてお話ししますので、ぜひまたご覧くださいね。