泥汚れとの戦い
小さいお子さんのいる家庭は日常的に様々な汚れと戦わなければなけません。食事の食べこぼしはもちろんのこと、外遊びでは、遊んで転ぶのは当たり前、さらにはなぜか靴を脱いで外を歩いたり、泥・水たまりをみたら一目散にかけより何の躊躇もなくバシャバシャ遊び始める様は、その後の惨状を考えると微笑ましいを通り越して頭痛の種です。何故子供というものは汚れるのが好きなんでしょう…。
私も頭を抱える母の一人でした。この現状を打破しようとネットを探すといいものがあるじゃないですか。その名も「ウタマロ石鹸」。ネーミングだけで既に心を鷲掴まれてしまいました。一度聞いたら忘れない名前のこの石鹸はママさん方の間でものすごい評判&ベストセラーだとか。これは一度試してみようじゃないか、と購入したのが数年前のこと。
それ以来我が家の歴代手洗い用洗剤で不動のNo.1です。
今回はこのウタマロ石鹸の劇落ち度を見ていただこうと思います。
ウタマロ石鹸とは
ウタマロ石鹸は今から約60年前、1957年に誕生しました。その後、関東以北を中心に広まり、販売会社の引き継ぎ後、さらに西日本でも販売されるようになりました。泥汚れはもちろんのこと、食べこぼしや皮脂汚れ・化粧品などの汚れでも威力を発揮するそうです。原料・製法にこだわり、環境問題にも配慮した石鹸です。なのにお値段はリーズナブル。
この固形石鹸には蛍光増白剤が配合されており、色落ちしてしまう恐れもあるそうなので、色柄物には中性・無けい光の液体タイプをどうぞ。
いざ、実践。【汚れ画像あり・閲覧注意】
さて、ウタマロ石鹸がどこまでできるのか、見てみましょう。
用意したもの
- かなり汚れた靴下
- ウタマロ石鹸
- 洗濯板
- ゴム手袋
作業前の靴下の裏です。恥を忍んでアップします。どこを歩いたのか聞くのも恐ろしいほどの汚れで、足の形がはっきりとわかります(苦笑)
作業開始
まずはぬるま湯で落とせる汚れ(ひっついただけのもの)をとります。
そしてウタマロ石鹸投入。汚れに直接石鹸を当ててゴシゴシ塗っていきます。この写真では見えにくいですが、すぐに靴下に石鹸の色がついていきます。
この石鹸の色は、ちゃんと石鹸が布地についているか、そしてその色が消えるまでもみ洗いをすると汚れもしっかり落ちているという、洗う時の目安としてつけられています。
その後洗濯板を使って、ゴリゴリと汚れの酷い部分を中心にこすり洗います。その時少しぬるま湯を溜めておくとやりやすいです。
汚れた水がどんどん出てくると同時に靴下が本来の色を取り戻し始めました。そしていい匂いです。
左側が洗い上がり。多少の汚れは残るものの、右側と比べると違いは一目瞭然。
今回は子供達が乱入してくる前に終わらせようと焦ってしまったのでこんな仕上がりですが、時間をかけて念入りに洗うとかなり綺麗になるはずです。
両方とも洗い上がりました(左側も洗い直しました)。いかがでしょう、こんなに綺麗になりました。
こうやってみると部分的に色が薄くなってる気もしますが、これがウタマロ石鹸の蛍光剤のせいなのか、使いすぎの色あせなのかは定かではありません。この靴下、かなりお気に入りでしたので…。
この段階で干しても良いですし、ダメ押しに他の洗濯物と一緒に洗濯機で洗ってもいいでしょう。
使い終わった石鹸は水気で溶けやすいので、乾かしてから湿気の少ない場所に保管しましょう。
保管の仕方
私は単純にトレイに置いてるだけですが、emishライターのweedsさんがワンランク上の収納方法を教えてくれました。
蓋に乗せて乾かせて、使わないときはコンパクトに収納できます。
なるほどこれだと洗うときに持ちやすいし、持ち運びにも便利ですね。
影の功労者:洗濯板
洗濯板なんて洗濯機以前の昔話アイテムだと思っていた私は浅はかだったと思い知らされました。汚れた部分をしっかり落とすのに本当に便利です。
最近は旅行用携帯タイプもあります。私は携帯タイプを持っているのですが、使い心地は…旅先では重宝するかと思いますが、普段使いには微妙です。
個人的にはプラスチック製の柔らかい板だとシナってしまい、曲面の多い洗面台では特に力を入れて洗いにくかったです。買うならしっかりした木板タイプがおすすめです。
細くて洗面台にちょうどいい大きさ。靴下などの小物を洗うのに適しています。吊るしておけばすぐ乾く優れものです。
こちらは、たらいとの一体型。お風呂場で大物をしっかり洗う時に便利です。底にゴムがあり、滑りにくい構造になっています。
泡立てネットも手軽でよさそう
emishライターtomacha5さんが紹介している「泡立てネット」を使うと更に楽に汚れが落ちそうです。
少しの手間で綺麗になるととても嬉しい。
子供は汚すから…とは言ってもできるだけ汚れを取った綺麗な服を着せたいですよね。
最近の洗濯機や洗剤の進化は目覚ましいものがありますが、それでも洗濯機で洗えないものや落とせない汚れを手洗いする機会はあります。そんな時に汚れをしっかり落とせる石鹸やアイテムがあればこの手間も少しは楽に感じるのではないでしょうか。
4人のお子さんを持つemishライターのベテランママMiOさんもウタマロ石鹸愛用しています!
他のウタマロシリーズ
ちなみに「ウタマロ」シリーズは上記の2製品以外にもクリーナー・キッチンとあります。
それぞれ製法・使い心地を極めた逸品だそうなのでぜひお試しください。
中性なのでアルミサッシやIHのガラス面など様々なところに使えるクリーナーです。手肌にも優しく、油汚れにも強い洗剤です。
手に優しいアミノ酸系洗浄成分配合で、泡切れもよく、スポンジの除菌もできる食器用洗剤です。