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ヒヤシンスでも!?アレルギーを引き起こしやすい植物

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ヒヤシンスは水耕栽培でも花が咲く、子供でも扱いやすい植物です。私も子供の頃ヒヤシンスを専用のポットに置いて育てた楽しい思い出があります。
しかしアレルギーがあることはあまり知られていません。

まさかの痒みとチクチク感

nile / Pixabay

先日ヒヤシンスの水耕栽培キットを買ったので、娘1と嬉しがって球根をいじり倒していました。
すると、娘1が突然「か〜ゆ〜いぃ〜〜!」と走り去っていきました。
そして私も気がつくと手が痒くなってチリチリし始め、それからその手で無意識に触った顔や首が痛痒くなって熱っぽくなってきました。
直前に3人で食べたものにあたったのかとも思いましたが、別室にいた娘2には全く異常なし。
普段アレルギー体質ではないのですが、これはおかしいと思いネットで検索すると…でてきました。

アレルギーの原因はシュウ酸

ヒヤシンスの球根にはシュウ酸という成分が含まれており、それにアレルギー反応を起こす人がいます。
シュウ酸の結晶はトゲトゲしており、それが皮膚に突き刺さって炎症の元になるのだとか。
山芋を洗う時に手が痒くなるあの状態と同じです。

ペットには要注意

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シュウ酸は人間にはまれに痒みや熱、ひどい人にも痛みやかぶれを伴うアレルギー反応が出るだけですが、犬や猫など小動物にとっては猛毒となる危険なものです。
ペットを飼っている方は十分注意しましょう。また乳幼児が誤飲しないよう気をつけてください。

他にも意外な触れてアレルギーがでやすい植物

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ヒヤシンスの他にもチューリップやバラ・ユリ・マーガレットなどブーケで定番の植物でもかぶれやアレルギーを起こす人がいます。
ハゼやウルシ・マンゴーにはウルシオールという成分が含まれており、かぶれやすい植物として有名です。
果物ではりんごやナシ、イチゴ・桃などバラ科の果物にアレルギーが現れることがあります。他にもキウイ・バナナ・メロン・パイナップルなどで反応する人もいます。

友人の一人は産後突然りんごアレルギーが出ました。妊娠・出産を経て体質が変わる人もいるようです。

扱う時は手袋を使って予防を

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幸いこのアレルギー反応は痒いところを流水で洗うなどして1時間もしないうちに落ち着きました。しかし不快な症状に変わりはないので、一度でもこのような植物を扱って痒みがでた覚えのある人は次からゴム手袋を使うなどして素手で触らないようにしましょう。

また、すべての人に反応が出るわけではないので、たまにこんな症状がでる人がいる、という程度に考えておいてください。